2017年03月01日

コピペ文書


≪つぶやき万華鏡≫
                                      Legacy

活動上、いろいろな文書を作成する機会があります。

例えば、新年の挨拶だとか、寄付のお願いだとか、会合への出席のお願いだとか、何らかの活動報告だとか、
結構な種類と回数があります。

通常、同じ組織では、毎年同じような内容の文章を使いまわすことが多いものです。
いわゆる「定型の挨拶文」、鑑文みたいなものです。

毎回、ちょっと内容を代えて文書を作ることになるので、最近話題にもなっている「コピペ」で割合と簡単に文書を作成できて便利です。
念のため、コピペとは、Copy&Pasteの略で、パソコンなどで文書を作る際に、ある部分をコピーして、それを別の部分に張り付けるという動作をいいます。
キーボードの操作では、コントロールキーを押しながらcのキーでコピー、同じくコントロールキーを押しながらvのキーでペースト(貼り付け)します。
・・・しかし、今問題になっているものの1つは、いわゆる「コピペ論文」です。
ネット上で検索機能を駆使して、膨大な情報の中から、もっともらしい、ふさわしそうな他人の文章をコピペして、
自分のオリジナルであるかのような文章を作成する行為です。
某大手ネット業者における「まとめ何とかサイト・・・」でも、他の問題も含めて情報の信頼性の問題で、サイトが閉鎖されるという事件がありました。

その対策として、コピペ文章のチェックをするアプリケーションなどもあります。

自分の頭で文書を考えるという努力をしない、または能がない、手抜きをしたがる・・・人は、
適当な複数の文書の中から「コピペ」で、新たな文書を”創作”します。
大抵、そのような文書はつながりが不自然で、知っている人が読めばすぐにわかります。
残念ながら、組織にはそういう人がいます。

また、こんな例もあります。
ある「団体」あてに向けた文書で、文中に”貴会は・・・”などど、”貴会”という言葉を使う箇所が出てきます。
会社宛なら”貴社”になります。
個人宛なら”貴殿”、大勢に語りかけるなら”皆様”などとなります。

全く同じ内容の文書を、宛先を変えて出す場合、単にコピペしただけで内容を確認もしないでいると、
個人あてに出したものに”貴社は・・”などという会社宛の内容が残ったままの恥をかく文章となってしまいます。

気を付けたいものです(ー_ー)!!

(編註) 会員ブログ「信州の隠れ家より」2/27記事 から引用

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2019.3.1 (WED)