2016年10月17日
かたくりの会活動報告 (まとめ)

≪カタクリの会 平成28年度活動報告≫
1017年(平成29年)2月定例会 報告
日時:平成29年2月18日(土) 10:00~12:00
会場:松本市総合福祉センター
参加者:難聴者8人、健聴者2人、
情報保障:PC要約筆記
内容 高齢者のための福祉サービスについて学ぼう」出前講座
講師:松本市高齢福祉課介護担当 滝沢新氏
今回の例会は「高齢者の福祉サービス」についての勉強会でした。会員も高齢者がほとんどであることや介護を身近に感じてきたので、それに応えての勉強会でした。
全国どの市町村でも同じような「高齢者福祉のしおり」が出されていると思います。内容的にも大きな違いはないでしょう。松本市の状況についてお話を伺いました。
しおりのタイトルには
「住み慣れたところで安心して生き生きとした生活をしていただくために」
とあります。
介護保険制度が出来40歳以上は年金者も含めて国民全員が保険料を納めて運営されている制度である。各種相談窓口も市役所や各地域の「地域包括支援センター」や「保健センター」など身近な所で相談が受けられる。松本市内では20カ所近くあるようです。ここでは介護予防から権利を守る、暮らしやすい地域のため、各種相談など様々な相談をうけ付けていることを知りました。
私たちは「今は元気。大丈夫」と思って日々過ごしていますが何かあったとき“どこへ”は知っておく必要がありますね。また、介護保険等事業所が本当にたくさんあることも教えていただきました。A4版24ページいっぱいに載せられている事業所の多さには驚きでした。これならばいつでも、どこかに入れてもらえるだろうと思っていますが、そう簡単ではないような話もききます。
「住み慣れたところで安心して、生き生きと生活できる」のかに期待しますが、いろいろな条件もあるようなので、もう少し勉強が必要かなあと思いました。勉強会を通して健康寿命を伸ばすよう配慮していきたいと思いました。
(報告 浜)2017.3.9 (THU)
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12016年10月例会
シニアーメッセージ大会
日時:平成28年10月6日(木)13時~17時
会場:まつもと市民芸術館
内容:シニアーメッセージ大会 「夢」「後世に伝えたいこと」
参加者:難聴者7人、他3人
松本のケーブルテレビ局「テレビ松本」主催のシニアーメッセージ大会を聴講した。
この大会はテレビ松本が開設された後
“多くを経験した年代の方々の発表の場を”
ということで今年で13回目になるという。
かたくりの会では昨年に続き二回目の聴講。
芸術館には磁気誘導ループが埋設されている、しかも受信機の貸し出しもある。
そのことを知って昨年から受信機の体験をかねて参加している。
貸し出し用の受信機が古いこともあってか、聞き取りはイマイチらしい。
要約筆記通訳をテレビ局に要望したが実現できず、
松本市の派遣でパソコン要約筆記が付いた。
メッセージ公募は36件ほどのあったようで、そのうち8名が発表された。
「審査員特別賞」に「私の夢」として松本市の丸山さんが
土地改良、農地活用の将来を見据えた市民農園や「東花園中山農場」など体験出来る農場を
地域を巻き込んで取り組んできたことが評価されて受賞された。
「老人クラブ賞」は松本市の飯田さん、84歳。
アルプス公園に大観覧車を作ったり、パンダを一時的に借り受けたらどうか、とか
日本アルプスに登山電車を走らせたら、子供も老人も障害者も下界を見下ろすことが出来るのでは、
とか、壮大な夢を語ってくださった。
そして「最優秀賞」には長野県の要約筆記の草分け的の本沢香さんが受賞された。
要約筆記に関わってきた体験を発表された。
審査委員長の評がすごく気に入った。
「体力」はウォーキングや体操で維持できる。「智力」はそうは行かない、
人の話を聞いて整理して文字にするという要約筆記はまさに智力を磨き維持するのに素晴らしい方法だ。
「気力」も障害者との関わりの中でやる気を維持し、100歳まで続けようとする気持ちがすばらしい、
と最高の評価をされていました。
長いことお世話になっている方が受賞されたことは、自分のことにようにうれしく思いました。
さらに、委員長などがこの時まで「要約筆記通訳」のことは知らなかったとのこと。
本沢さんの発表で「要約筆記」を知ってもらえたこと。また、
「要約筆記者の智力」の素晴らしさを公の場で知ってもらえたことに感謝したいです。
受賞祝いを近くのファミリーレストランでケーキとコーヒーでささやかにやりました。
ともあれ思いがけない最優秀賞にみんなで称え合いました。
(報告 浜富美子)
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2016年9月例会 )
家庭料理を楽しく教え合って
日時:平成28年9月10日(土)10時~15時
会場:松本南地区公民館 調理室
内容:みんなで作って、楽しくたべよう
参加者:難聴者7人、通訳者4人
昨年度から、
「各家庭で普通に作っている料理をみんなで作って食べよう」
と言う企画になった。
今年は「クリームコロッケ」に挑戦した。
なかなかうまくいかない。
油で揚げるときに崩れてしまうことが多く、
形が整わないこともあったが、味はとても良かった。
付け合せのサラダも手際よく作ることができた。
自分たちでメニューを考え、作り、、たべることは楽しい。
プロから指導を受けるのも良いが、
自分たちで教え合うのも楽しい。
良い例会になりました。
報告 浜 富美子
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2016年5月例会
「たのしいウオーキング講座」

場所:松本市 アルプス公園
参加者:難聴者5名、健聴者2名、通訳者2名、講師2名計11名
夏日が続く好天の土曜日。
カタクリの会5月例会は松本市の郊外アルプス公園での散策でした。
駅前のバスターミナルからバスが出ていることもあり、行きやすいところだった。
市の出前講座を依頼し講師が2名来てくださいました。
広―い公園。
集合後軽いストレッチをし、さくらの森にシートを敷き荷物を置いて、
2キロほど離れた「古民家体験施設」まで歩きました。
林の中をゆっくり歩き、木の名前や草の名前などを教えてもらい、
また、鹿の通った後なども教えてもらいながらの山歩きは快適でした。
遠く松本平もみえ、今日は「田んぼアート」の田植えだそうで、
そんなことなどを教えられながらの山歩きでした。
健康が気になっていた方も参加し、
林の中を歩いていると自分の病気を忘れて楽しむことができたと喜んでもらえました。
お昼は木下に広げたシートの上で持参したおにぎりや
煮物、漬け物、生野菜などをおいしくいただきました。
公園内のある「山と自然博物館」の展望台にも上り、
遠くアルプスを近く松本市街を眺め、
本当に自然を堪能することができた良い例会になりました。
(報告 浜富美子)
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2016年4月例会
日時:平成28年4月9日 12時~15時
場所:「しづか」(食事会)、松本城(お花見)
参加者:11名 ( ボラ通訳2名)
今年度最初の例会は季節を精一杯味わおうと
「お花見食事会」
にしました。
丁度、桜の花が満開の松本城近くの食堂をお借りしての食事会。
一年前から参加のSさんご夫妻や二回目参加のTさんが来てくださって
賑やかな会になりました。
日本料理に舌鼓を打ちながら次回の打ち合わせを行う。
男性三人はお酒も入り、
まだ(ずっと)先の、忘年会参加の約束をしていた。
最後に出た焼きおにぎりはおいしかったね。
次回、次々回の予定も決まり、おなかもいっぱいになり、お城へ向かう。

観光客や結婚式の方々で
お堀端はいっぱいだった。
丁度良いときに例会が開けて良かった。
ゆっくり花を眺め、アイスクリームを食べ
最高のお花見会ができました。
(報告 浜富美子)
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