「要約筆記通訳を電話で申し込め」とは!
≪つぶやき万華鏡≫
要約筆記を必要とする者に対し「電話で・・・」とは
=ある講演会の申し込みで=
新聞の記事である講演会の開催を知った。
講演者に興味があり行きたいと思った。
よく見ると「要約筆記付」とある。
迷わずにチケットを購入しに書店に行った。
係の方は親切に対応してくださり、
難なくチケットを手に入れることができた。
念のため
「要約筆記が必要なのですが席は決まっていますか」
とお聞きすると、主催元に問い合わせてくださった。
そして
「要約筆記を必要とされる方のお名前を教えてください」
という。
はーそうなんだ、
と思い名前を伝えチケットをいただいて帰る。
そして、他の友を誘ってみた。
「私もこの講演者は好き行きたい」
という。
再度チケットを求め書店に行った。そこで
「先日名前が必要と言われましたのでこの名前でお願いします」
と先手を打った。
ところがその担当の言うには
「要約筆記・託児を希望されるかたは090-3479-・・・・に連絡することになっています」
とのこと。
あー、それで前回名前を聞かれたのだなあ、と納得がいった。
チラシをよく見るとこの携帯番号しか載っていないのだ。
要約筆記を必要とする者に対し電話で対応するようにとの事にはびっくり。
というよりも手話・要約筆記が知られて来た事は喜ばしいが、
利用者である人が電話出来ないことさえも知られていないことにがっかりした。
まだまだ、私達の声は小さい事を知らされた。
Posted by F.H.
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2016.4.18 (MON)
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