飴おじさん
≪つぶやき万華鏡≫
F.Hama
私が住む地域の各種役員は年齢順に出来るだけ全員が役を受けるようなシステムになっている。
私がその年になった時、役員の方々が家に来て「来年の役はあなただけど耳が悪いようだから飛ばしますが良いですか?」と言ってきた。
はっきり言われてしまったので承知するしかなかった。
そのような過去があるので地域の集まりに出たことがない。
従って、地域とのつながりが薄いのだ。
この地域には天然の温泉浴場がある。
地域住民が出資した共同浴場だ。
この浴場の掃除を手伝い始めて3年目になる。
月に6~7回担当する。
昨年、掃除中に顔を出して声を掛けてくださるおじさんがいます。
「ご苦労さん、一つどうぞ」
と言って飴をくださる。
地域の人と関わりが少なかった私にも一言掛けてくださる方がいることに、小さな喜びを感じる一時だ。
(長野難聴 旧ブログより再掲載)
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2017.6.26 (MON)
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